機殿自治連が全国表彰 リサイクル協 アルミ缶回収活動で2回目 三重・松阪
三重県松阪市の機殿地区自治連合会(桐田雅行会長代行、約330世帯)は取り組んでいるアルミ缶回収で「アルミ缶リサイクル協会」(東京都豊島区、石原美幸理事長)の本年度「アルミ缶一般回収協力者表彰」に選ばれ、23日午後1時から六根町の市立機殿小学校で表彰式が行われた。 同自治連合会は井口中、中河原、腹太、六根、保津、魚見、新開、川島、東久保の9町からなり、毎月1回、六根町の機殿地区市民センターでアルミ缶を回収して業者へ引き継いでいる。 同協会はアルミ缶やビール・飲料製造、商社などで構成し、回収ルートの整備や支援を展開。表彰はアルミ缶リサイクル促進の一環で1976(昭和51)年度から行っている。 同連合会が受賞した一般回収協力者表彰は毎年、回収活動を行う団体の中から、実績などを踏まえて同協会が選んで行っている。今回は全国で65団体が選出された。同自治連合会は2023(令和5)年の1年間で957キロを回収し、県内唯一の表彰を受けた。同自治連合会がアルミ缶回収で表彰されるのは20(同2)年以来2回目。 表彰式は、同校の文化祭と機殿公民館まつりの中で行われ、 機殿地区自治連合会の桐田会長代行(69)=井口中町=が同協会役員から優秀賞の表彰状を受け取った。桐田会長代行は「アルミ缶回収という地道な活動が認められ、大変うれしく思っております。今後も、このような事業を進めていきたい」と話した。