小池都知事 卒業めぐる“疑惑”指摘を否定 「文芸春秋」掲載の記事めぐり
日テレNEWS NNN
東京都の小池知事は、10日発売の月刊誌で元側近から大学卒業をめぐる疑惑を指摘されたことについて「大学が、大学の意思で卒業の証明を発出した」と記事の内容を否定しました。 小池知事をめぐっては、「エジプトのカイロ大学を卒業していない」といった指摘が過去にされていましたが、2020年に小池知事は「卒業証書」を公開したほか、在日エジプト大使館のフェイスブックにも「小池知事が卒業した」とするカイロ大学の声明文が掲載されていました。 しかし、10日発売の「文芸春秋」には、かつて小池知事の側近だった、都民ファーストの会の元事務総長が「自分が『カイロ大から声明文を出してもらえばいい』と発案した上で、知人の元ジャーナリストがその文案を作成した」と自ら告白した記事が掲載されていました。 この記事について小池知事は先ほど行われた会見で「大学は卒業し、大学が卒業を認めている」「大学が、大学の意思で卒業の証明を発出した」と述べ、記事の内容を否定しました。 12日夕方には、元事務総長側も都内で会見を開く予定です。