「多様性の尊重と個人のわがままの許容は、まったく別物」 バラバラの自己主張で終わらせず、組織の力に
会社には、そんな共通の目的になり得る経営理念やパーパスがあると思います。 互いに共通の目的であるパーパスを真ん中において、自分はなぜ、この会社に入社したのか? 困ったときにそのパーパスに基づいてどんな選択をしてきたのか? しようとしているのか? といったような対話をすることも、互いのつながりやインクルージョンを生み出すきっかけになるでしょう。 しかし、会社の掲げるパーパスが、遠い存在で現場からすると実感が生まれにくく、遠い上の話に感じられてしまう際は、もう少し身近な存在の自分たちのチームとしてのミッションや目的を、チームメンバー全員で言語化してみることをおすすめします。 サッカーチームとは言いますが、サッカーグループとは言わないですよね。アイドルグループとは言いますが、アイドルチームとは言わないですよね。 チームは、勝負に勝つことが共通の目的であるのに対し、グループには、共通の目的が明確にない集まりです。 だからこそ、違いのある個性を束ねる共通の目的を設定して互いの意思を高めるような働きかけを行うと、組織の吸引力も高まっていくのです。
会社には、そんな共通の目的になり得る経営理念やパーパスがあると思います。 互いに共通の目的であるパーパスを真ん中において、自分はなぜ、この会社に入社したのか? 困ったときにそのパーパスに基づいてどんな選択をしてきたのか? しようとしているのか? といったような対話をすることも、互いのつながりやインクルージョンを生み出すきっかけになるでしょう。 しかし、会社の掲げるパーパスが、遠い存在で現場からすると実感が生まれにくく、遠い上の話に感じられてしまう際は、もう少し身近な存在の自分たちのチームとしてのミッションや目的を、チームメンバー全員で言語化してみることをおすすめします。
チームの目的を言語化する
では、チームの共有の目的を考えていきましょう。 下記のような項目に分けて考えてみてはどうでしょうか。