拉致問題に関するシンポジウム 被害者家族ら「なんとか早く解決実現を」
日テレNEWS NNN
北朝鮮による拉致問題に関するシンポジウムが開かれ、拉致被害者の家族らが「なんとか早く解決を実現させてほしい」などと訴えました 14日に行われたシンポジウムでは、林官房長官や横田めぐみさんの母・早紀江さん、弟で拉致被害者家族会代表の拓也さんらが出席しました。 拉致被害者家族会・横田拓也代表「拉致問題の解決は親世代が健在なうちに再会できることをタイムリミットとして求めています。時間的制約がある問題です。石破首相の強いリーダーシップのもと、自らの言葉に熱量をこめて、解決の必要性を声にしてください」 めぐみさんの母・横田早紀江さん「(めぐみの)あの声は本当に47年間、聞いたことがありません。姿もみえません。どうして、こんなに大変な問題が、47年間という長い年月、解決しないのでしょうか。なんとか早く解決に向けて、実現をさせていただきたいと、心からお願いいたします」 林官房長官は「(拉致問題の)本質は国家主権の侵害であり、石破政権の最重要課題として、全身全霊で取り組んでいく」と強調しました。