中古バイク販売のレッドバロン、米ベインキャピタルが買収 事業承継に課題
米国の投資会社ベインキャピタルは24日、中古二輪車販売のレッドバロン(石岡直樹社長、愛知県岡崎市)を買収すると発表した。同社の創業家などから過半数の株式を年内に取得する予定。買収額は非公表。同社は2023年8月に創業者の杉浦齊氏が死去し、事業承継が課題となっていた。レッドバロンの将来性に注目したベインキャピタルと、思惑が一致したとみられる。買収後も創業家が一部株式を保有するという。 レッドバロンは全国に約300店舗を構える業界大手で、23年10月期の売上高は前期比3.7%増の889億円だった。