雪化粧の「富士山」が目の前!「竜ヶ岳」過去10回以上登頂ライターのおすすめは「11月&12月」現地レポ
■見晴台でようやく富士山とご対面! ここからは見晴らしを楽しみながら山頂へ!
見晴台には東屋が建っており、休憩するのにぴったりな場所だ。ようやくしっかりと富士山と対面できる場所でもあるので、一息ついて富士の絶景を楽しんでから出発しよう。 見晴台から山頂までは木々が少なくなり、両側は笹原になる。時より笹が登山道を覆っている箇所もあるため、足元に注意しながら進もう。山頂まではずっと見晴らしがいいので、景色を楽しみながら歩くことができる。 竜ヶ岳は標高1,485m。冬は積雪や凍結もある。防寒対策と合わせて滑り止めも携行すると安心だ。
■竜ヶ岳山頂から望む雄大な富士山! 南アルプスの眺望も楽しめる
見晴台から約35分。起伏が穏やかになってくると山頂は近い。本栖湖へと続く別ルートとの分岐点に差し掛かり、そこから15分も歩けば山頂だ。 山頂からは富士山の雄大な景色を楽しめるほか、南アルプスもよく見える。 竜ヶ岳は富士山の西側に位置しており、ご来光の時間帯には富士山のバックに朝日が照らす見事な景色を楽しむことができる。ご来光を見るためには暗い中での出発になるので、より一層注意が必要だが見る価値のある景色が待っている。 富士山の山頂が白く染まり、美しい姿となったら竜ヶ岳へと出かけてみてはどうだろうか。筆者が11月に訪れた時は山頂には氷が張っていたので、防寒対策はしっかりとして出かけてほしい。 【竜ヶ岳石仏コース】所要時間 本栖湖駐車場 (1:35) → 見晴台(0:35) → 分岐点 (0:15)→ 竜ヶ岳 (0:10) → 分岐点 (0:25) → 見晴台(1:15) → 本栖湖駐車場 歩行距離:約7.3km 累積標高差:登り 648m、下り 648m 合計所要時間:4時間15分 山歩 ヨウスケ(さんぽ ようすけ) アウトドアフリーライター/ブロガー。キャンプを中心に登山や渓流釣り(てんから)を楽しんでいます。 「荷物はできるだけ身軽に」バックパックひとつにまとめて一人で行動しています。
山歩 ヨウスケ