【女優・原日出子さんをゴキゲンにする食事】おもてなしもちゃちゃっと!「おうちで女子会ごはん」
友人知人との女子会は、レストランでもするし、おうちでも気兼ねなくするという原日出子さん。たくさんの人を自宅に招くパーティは、準備も片付けも大変なのでは? おもてなし心が身についているのか、根っからサービス精神旺盛なのか…。そのヒミツに迫ってみた!
時間を気にせずに楽しめる、おうち女子会の楽しみ
「我が家にはよく人が集まります。だいたい『いいよ~』って言うと、子どもが子どもを連れて、つまり孫まで来ちゃうわけで。うちの地下にギュウギュウ、20人でも30人でもそれ以上でも集まっちゃいます。 友達の集まる女子会もしょっちゅうかな。女子のときはご近所仲間もそうだけど、言わなくても持ち寄りで料理が増えちゃったりして豪華になりますよね。レストランでもやりますが、お店は時間が限られているのがつらいかな。その点おうち女子会は、言ってみれば時間もお酒もエンドレスじゃない?(笑) この写真は、劇団四季の研究所時代の同期会。同期生が我が家に集まってくれました。いろいろみんな持ち寄ってくれたから、私は不足しがちな野菜料理とデザートを作りましたよ。みんなのお持たせでテーブルがいっぱい。うれしいな。私の手料理は… ミニトマトとほおずきのカプレーゼピンチョス」
「焼き野菜のサラダ」
「スイスチャードと小松菜のガーリック炒め」
「アスパラとスナップエンドウとベーコンのペペロンチーノ」
「イチゴとクリームチーズの生八つ橋巻き」
「そんなに凝ったものではないけれど、おいしいと言ってもらえてうれしい。あっという間にあの頃に戻り、たくさんの元気をもらいました」
「次の写真は、夏に友達を呼んだときの女子会」
「この頃、忙しい日が続いてUber Eatsのお世話になりっぱなしだったので、久しぶりにキッチンに立った日」
「我が家の名物、豆腐グラタンも当然、登場です! この日も、私の適当な料理を、おいしい、おいしいと褒めてくださってうれしかったな」
「普段は行き当たりばったりときも多いんですけれど、こんなふうに人を呼ぶときは、一応何を出すか考えて買い物に行きます。メニューが決まっていると、家にあるものないものを書き出して行けばいいから楽なんですよね。 『手早いね』とよく言われますが、これは女優にも通じるんです。演技プランと似ています。いっぺんにいろんなことを考えるっていうか、まずドーンと引いて俯瞰で見る。それで食材をまずワーッて買ってきて。そしたら洗うでしょう。 次に手順を考えます。 どれから先にやっつけようかな、下茹でがいるかな、これは揚げるよな、これは蒸すぞ、温かいうちに出したいものは最後だな、とか。できあがるギリギリまでの準備をやってあとはオープンに入れるだけにして、そこまでやったら次はこれをやろう、とか。そういう構築を頭の中で、何か演技プランのようにわーっと考えるわけです。 女優業、役に立っているでしょう?」