クリスマスは簡単手作りスワッグで華やかに【センスあふれる古牧ゆかりさんの部屋づくり】
クリスマスシーズンはスワッグだけでなく、ヤドリギも欠かせない存在だと古牧さん。「ヤドリギはシンプルにリボンだけを巻いて、ドアに吊るしています。“幸福の木”とも呼ばれている通り、ヤドリギの下を通ると、なんだかいいことが訪れそうな、幸せな気持ちになれるんです」 今年はオレンジの実のヤドリギを用意。水色のリボンもおしゃれ。
スワッグやヤドリギを飾った部屋で過ごすクリスマス当日も、特別なことはしないそうだが「クリスマスの時期だけに聴く、ドイツの少年合唱団のCDを流しながら、シャンパンをあけるのが毎年のお楽しみです。美しい少年たちの声に包まれながら、静かに過ごす。そんな大人のクリスマスを楽しんでいます」 20年以上、クリスマスの時期だけに聴いているという、ドイツのCD Die Stuttgarter Hymnus-Chorknaben, Leitung: Gerhard Wilhelm『Deutsche Weihnacht』(Bayer Dacapo, 1987年) 忙しい日々だからこそ、がんばりすぎない。でも、季節のムードは大切にする。そんな古牧さんの年末年始の“しつらえ”は、ついついがんばりすぎてしまうという人にもインスピレーションをくれるだろう。 今年はクリスマスの準備はまだ.....という人も、ぜひ古牧さん直伝の手作りスワッグで、ホリデームードを演出してみてほしい。 古牧ゆかり スタイリスト/ビジュアルディレクター。ファッション誌で活躍後、渡仏。パリに暮らす。帰国後『エル・ジャポン』のファッションエディターに。現在はフリーでファッション、インテリアのスタイリングや動画制作のビジュアルディレクションを手がける。本誌ファッション特集でも活躍中。 BY EMI ARITA