補助金縮小でガゾリン高騰か 来月にかけ10円値上がりの見通し スタンド「安いうちに給油を」
値上がり前の給油を呼び掛け
政府は11月、約14兆円規模の経済政策をまとめました。 そのうちガソリン補助金として約1兆円を計上しましたが、補助内容の見直しによって、今後、小売価格が185円を上回る可能性も出ています。 一方、価格が高止まりしている要因の一つである「ガソリン税」については減税を求める声がありますが…。 「議論を来年以降に先送りし、実施を再来年度以降にする」といった声も自民党内から出ており、見通しがたたない状況です。 今年も残すところ20日ばかり。年末年始の旅行シーズンを控え、9日も多くの車がタカラ石油に列をつくります。 「少しでも安いうちにガソリンを入れてほしい」と、店では値上がり前の給油を呼び掛けているといいます。 「来週の半ばよりも前に入れてもらえれば、今の価格とそんなに変わらない。今の状態だとどこまで上がるかちょっと見当がつかない」(平野所長)