国民年金に加入するよりもiDeCoのほうがお得な気がします。年金をやめてiDeCoに切り替えることはできませんか?
iDeCoは自分で運用商品を選択する必要がある
iDeCoは、加入した際に自分自身で運用商品を選択しなければなりません。運用商品によって毎月かかる手数料も異なるため、選択する際にはメリットだけではなく、デメリットも注目する必要があります。 iDeCoは「元本確保商品」「投資信託」の2種類です。iDeCoを取り扱っている金融機関は160ほどあり、運用商品はそのなかから選択する必要があります。金融機関のサービスが充実しているかどうか、どのような商品があるか比較してみる、専用口座の管理手数料などに注目したうえで検討しましょう。 ・元本確保商品 元本確保商品は元本を失うことがなく、所定の利息も受け取れます。ただ、場合によっては利息より手数料が高くなることもあるため、必ずしも利息分がプラスになるとは限りません。 ・投資信託 投資信託は複数の投資家の資金をまとめて大きな資金にしたうえで、専門家が投資や運用をするものです。投資のことが分からなくてもプロに任せられます。ただ、元本確保商品とは異なり、運用がうまくいかなかったときには元本割れしてしまう可能性もあるので注意が必要です。
iDeCoは国民年金にプラスして加入するもの
日本在住の20歳以上60歳未満の方は、国民年金の加入が義務付けられているため、そもそも国民年金をやめるということができません。また、iDeCoは国民年金にプラスして加入するものです。 国民年金に加えてiDeCoに別途加入していれば、老後の生活に余裕をもたせることに役立ちます。160ほどの金融機関がiDeCoの商品を取り扱っているため、そのなかから一つを選択しなければなりません。 いずれの商品を選ぶとしてもメリットだけではなく、デメリットも考慮しておく必要があります。元本が確保される「元本確保商品」と、専門家に運用を任せる「投資信託」があるため、比較して選択しましょう。 出典 国民年金基金連合会 iDeCo公式サイト 業務状況 日本年金機構 Q 国民年金はどのような人が加入するのですか。 国民年金基金連合会 iDeCo公式サイト iDeCo(イデコ)の加入資格・掛金・受取方法等 日本年金機構 任意加入制度 国民年金基金連合会 iDeCo公式サイト 加入希望者の方へ 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部