タンス預金「300万円」を貯めましたが、そろそろ銀行に預けたいです。大金だと「贈与」を疑われてしまうでしょうか…?
贈与や相続を疑われた場合
タンス預金300万円を給与などから自分で貯めただけであれば税金を納める必要もなく、問題なく銀行に預けることができます。 もしも贈与や相続を疑われた場合は、通帳履歴などで月にいくら出金し自宅で貯めていたのかを証明できるようにすることも有効です。原資が贈与や相続でないと証明できれば税金を納める必要はありません。 すでに所得税を納付済みの給料や年金といった自分のお金でタンス預金をした場合は基本的に税金を支払わなくてもよいので、「安全面も考えて銀行などの金融機関に預ける」ことをおすすめします。
タンス預金は基本的に税金はかかりませんが、できれば金融機関に預けましょう
タンス預金をすること自体は問題ではないので、そのまま銀行に預けても問題ないといえるでしょう。しかし、タンス預金は安全面のデメリットがあるだけでなく、贈与による税金のトラブルや相続の際に遺族間でトラブルになることもあるのでおすすめできません。 贈与や相続で財産を取得したものをタンス預金として管理する場合は、「いつ」「誰から受け取った」財産なのかを申告するようにしてください。 タンス預金はメリットもありますがデメリットも多いです。手元に置いておかねばならない特別な理由がないのであれば、最初から銀行など金融機関にお金を預けるようにしましょう。 出典 国税庁 No.4402 贈与税がかかる場合 国税庁 No.4105 相続税がかかる財産 国税庁 【申告が間違っていた場合】 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部