東京・墨田で火災2人死亡 住宅など10棟燃える
31日午後5時ごろ、東京都墨田区押上3丁目で火災があり、少なくとも住宅など10棟が燃え、出火元とみられる木造平屋住宅から発見された2人が死亡した。東京消防庁によると、死因は全身やけどで、80代男性と60代女性とみられる。他にけが人はいないという。 現場周辺は多くの消防車や救急車が並び、焦げ臭いにおいが漂っていた。近くに住む会社経営の伊藤慶徳さん(60)は「煙がひどく、自宅に避難している」と緊張した様子で話した。現場は住宅密集地で当時風が強く、数分間で燃え広がったという。 警視庁向島署は遺体を司法解剖し身元の確認を進める。