秋の世界平均気温、最高に EU機関、1~11月も更新
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は6日、今年9~11月の世界平均気温は15.30度で、同時期としては1940年からの観測史上最高だったと発表した。1~11月の世界平均気温も記録を更新し、これまで最高だった2016年を0.13度上回った。 11月の平均気温は14.22度で、これまでの記録だった20年を0.32度上回った。コペルニクスは「23年は観測史上最も暑い年になる」と指摘。温室効果ガスの濃度が上昇し続ける限り「気温は上昇し、熱波や干ばつの影響も大きくなる」と警告した。