【MLB】 ガーディアンズが接戦を制して8連勝 ラミレスが両リーグ最速で50打点到達
【ガーディアンズ4-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム
日本時間5月26日、ガーディアンズとエンゼルスの3連戦の2戦目は、ガーディアンズが4対3で勝利した。ガーディアンズは3回に3番ホセ・ラミレスの15号2ランなどで4点を先制する。エンゼルスも裏に3番テイラー・ウォードの11号3ランで反撃し、試合はそこから均衡状態に。ガーディアンズは先発のタナー・バイビーが6回3失点と試合を作り、そこから3投手によるリレーで薄氷のリードを守った。先発バイビーに3勝目(1敗)が付き、守護神エマニュエル・クラセに16セーブ目が付いた。エンゼルスは先発ホセ・ソリアーノが5敗目(2勝)を喫した。 【動画】15号2ランを放ったガーディアンズ・ラミレス(MLB.comより) エンゼルスがソリアーノ、ガーディアンズがバイビーという若きエース候補同士のマッチアップとなったこの試合、先手を取ったのはガーディアンズだった。1番タイラー・フリーマンのタイムリーで先制、さらにワイルドピッチで2点目を追加。すると、3番ラミレスが2ラン本塁打を放ち、リードを4点に広げた。ラミレスは昨日の2本塁打に続いて連日の本塁打で、今季のMLBで初めて50打点に達した打者となった。 エンゼルスは好投が続く25歳のソリアーノが、3回の4失点以外は完璧な投球。8三振を奪って1四球4安打に抑えたが、ラミレスへの一発が悔やまれた。エンゼルス打線はウォードの3ラン本塁打で1点差に迫り、その後も何度となくチャンスは作った。しかし、2度の盗塁死を含む3度の走塁死もあって、強力ガーディアンズブルペンの前に得点できなかった。ガーディアンズのブルペン防御率は2.53でMLB1位に数えられる。今日も2番手ケイド・スミス、3番手ハンター・ガディスが、クラセのMLB最多となる16セーブ目をお膳立てした。 エンゼルスはガーディアンズに2連敗を喫し、借金は12、ア・リーグ西地区最下位に沈んでいる。ア・リーグ中地区首位のガーディアンズは今日の勝利で8連勝となり、こちらも8連勝中の2位ロイヤルズとのゲーム差を1.5のまま維持している。シリーズ最終戦の明日はガーディアンズがベン・ライブリー、エンゼルスがリード・デトマーズの先発が予定されている。