父さん、ごめん。実は…月収13万円の25歳フリーター息子、ポツリと「国民年金の滞納」を告白→57歳サラリーマンの父親が“思わずほくそ笑んでしまった”ワケ【FPが解説】
やりすぎ厳禁!国民年金保険料「前納」の落とし穴
国民年金は、毎月支払うよりもまとめて支払ったほうがお得です。 前納は、「(1)6ヵ月分」、「(2)1年分」、「(3)2年分」から選択でき、それぞれ毎月納付より、「(1)800~1,000円分」、「(2)3,000~4,000円」、「(3)1万5,000~1万6,000円」保険料が安くなります。 ただし、前納後に子どもが会社員や公務員になった場合、毎月「厚生年金保険料」が給与から差し引かれることになりますが、ここには国民年金保険料も含まれています。つまり、前納しすぎると、子どもが会社員・公務員になったあとの国民年金保険料が重複となってしまうのです。 国の制度を“賢く”利用しよう このように、毎年支払う所得税は、額面の年収からさまざまな控除を受けて計算されます。毎年12月に給与明細と合わせて受け取る「源泉徴収票」は、自身がどのような控除を受けているのか確認することができます。ぜひこの機会に確認してみてください。 「この所得控除を使えば、もう少し納める税金を圧縮できる!」等、選択肢が出てくるかもしれません。生きていくのに欠かせないお金。きちんと学ぶことは非常に重要です。 中山 梨沙 FP Office株式会社 ファイナンシャルプランナー