日産は子どもの車内置き去り事故を防止する機能「マダイルヨ」などを紹介【ジャパンモビリティショービズウィーク2024】
日産自動車はこのほど、10月15日（火）～18日（金）に千葉・幕張メッセで開催される「ジャパンモビリティショービズウィーク2024」の出展概要を発表した。『モビリティの未来が、今ここに。』をテーマに、日産の電気自動車の魅力を向上させる商品やコネクテッド技術を活用した法人向け新サービスを紹介 「ジャパンモビリティショービズウィーク2024」は、モビリティ関連企業と次世代を担うスタートアップによる、ビジネス共創を生み出すビジネスイベントとして開催。日産は『モビリティの未来が、今ここに。』をテーマに、日産の電気自動車の魅力を向上させる商品やコネクテッド技術を活用した法人向け新サービスなど、下記3つの内容を日産ブースで紹介し、スタートアップ企業との共創を図る。 バッテリーを蓄電池として充放電制御を行う日産独自のエネルギーマネジメントを活用したサービス「ニッサンエナジーシェア」 https://youtu.be/quD6Ls80WhY ニッサンエナジーシェアは、環境経営や脱炭素社会の実現を目指す企業・自治体向けのエネルギーマネジメントサービスで、脱炭素化やエネルギーコスト削減、地域貢献、災害対策などさまざまな課題解決をサポート。顧客の導入目的に応じた最適なソリューションの提案から、システム構築、導入後の保守運用まで、ワンストップでサービスを提供する。日産はEVのリーディングカンパニーとして2010年に世界初の量産型100％EV「日産リーフ」を発売して以降、EVの開発・販売にとどまらず、クルマのライフサイクル全体で日産ならではの価値を提供してきた。これまでの幅広い経験を活かし、企業・自治体の課題解決を、EVを活用したエネルギーマネジメントサービスでサポートする。 日産の車両データを活用し、ビジネスの効率化に貢献する法人向けサービス「Nissan Biz Connect API」 https://youtu.be/86OMpQnAg_A Nissan Biz Connect APIは、日産の車両データを活用し、ビジネスの効率化に貢献する法人向けサービス。車両の位置情報、EV電力残量などのデータをリアルタイムに提供し、ユーザーのサービスやシステムに連携することが可能だ。同サービスの導入には、あらかじめ車両に搭載されている純正の車載通信ユニットを利用することができるため、導入コストを抑えながら、データを利活用できる。さまざまなビジネスシーンで、業務効率化やコスト削減、顧客満足度の向上に貢献する。 子どもの車内置き去り事故を防止する機能「マダイルヨ」 https://youtu.be/icX31yhHc2A 日産は、ドライバーと子どもでのドライブ中に、後部座席のチャイルドシートに座っている子どもをあやしたり、子どもの状態をドライバーに伝えたりする機能を持つ子守り支援ロボット「INTELLIGENT PUPPETイルヨ（以下イルヨ）」のコンセプトモデルを、2024年1月に株式会社赤ちゃん本舗と共同発表した。さらに今年9月には、「イルヨ」に子どもの車内置き去り事故を防止する新機能「マダイルヨ」を追加した。 新機能「マダイルヨ」は、まず、後部座席のチャイルドシートに設置した「イルヨ」と保護者のスマートフォンを無線で接続し、その接続の強弱から距離を推定し、「イルヨ」と保護者が離れていないかを検知。さらに「イルヨ」の表情認識カメラが、車内に子どもが残されているかどうかを確認する。「イルヨ」が、保護者と閾値（いきち※）以上離れ、かつ車内に子どもが残っていると認識すると、保護者のスマートフォンに警告通知を送り、子どもの車内置き去りが起きてしまっていることを知らせる仕組みだ。 ※感覚や反応や興奮を起こさせるのに必要な、最小の強度や刺激などの（物理）量
MotorFan編集部
