「若い人の流出の1番の要因は、長崎の給料が安い、最低賃金も全国最低レベルという中で、長崎に残りたくても生活を考えると厳しいということが根幹にあると思う」 「消費を拡大しない限り、日本の、そして長崎の地域経済は回復しない。まずは皆様の負担を軽減して、自由に使えるお金を増やすという経済政策を、ぜひ3期目、前に推し進めることに取り組んでいきたい」 ■自民党への逆風、どう見る Q、全国的に自民党が議席を減らすという情報がある、どう見る? 西岡秀子氏: 「やはり『政治と金』の問題に対して、先の国会で本当に自民党が反省をして改革をしていくという姿勢をしっかり示さなかったことが、今回議席を減らされるという結果がもし出るのであれば、そこの改革の本気度が問われたのではないかと思う」 Q、父・西岡武夫氏の意志をどう引き継いでいるか 西岡秀子氏: 「高木元衆議院議員の議席を引き継いで、バトンを引き継いだわけだが、働く仲間のための意味を持った議席だとも思っている。私の父、西岡武夫がずっと取り組んでいた金権政治の打破、本当に国民、県民、市民のための政治という『政治の原点』を胸に刻んで、私自身もこれまで政治活動を進めてきた」 「『政治と金』の問題が国会の議論の中心とならないような国会に変えていかなければいけない。その思いを持って、3期目、長崎市民の皆様のために全力で頑張っていきたい」 ■3期目への思い Q、3期目を前にした、率直な今の気持ちは 西岡秀子氏: 「大きな責任をまたいただいたと思っている。特に長崎県は選挙区が4つから3つに変わった。4から3に定数が減ったということは、1人1人の責任がより重くなったということ。地域の声が伝わりにくくなっている今の状況の中で、長崎の声、そして長崎市民の声を、これからもしっかり国政に伝えていく、これは私の政治活動の柱として引き続いて取り組んでいきたいと思っている」