〈衆院選〉鹿児島1区は自民・宮路氏と立民・川内氏が大接戦 日付変わっても決着付かず
衆院鹿児島1区で2回目の当選を目指した自民前職宮路拓馬さん(44)と、選挙区での返り咲きを目指した立憲民主前職川内博史さん(62)の激戦は28日未明になっても決着がつかず、鹿児島市の両候補の事務所に集まった支援者らは、気をもみながら開票の行方を見守った。 【写真】川内博史さんの開票状況を見守る支持者ら=27日午後11時28分、鹿児島市下荒田1丁目
同市住吉町の宮路さんの事務所には、午後8時ごろに宮路さんが姿を見せ、支援者に声をかけながら、一人一人と握手して回った。 日付が変わっても、100人前後の支援者が、スマートフォンやテレビ画面を見つめながら吉報を待った。事務所スタッフがインターネットの開票状況を見せて回り、一喜一憂する様子もあった。 同市下荒田1丁目の川内さんの事務所には、約30人が集まり、緊張感が漂う中、スマートフォンで選挙速報を見つめていた。 選対本部長の柳誠子県議は「選挙戦を通じて自民党に対する有権者の憤りが伝わってきた。不安だが信じて待ちたい」と語った。
南日本新聞 | 鹿児島