「ねこが働く駅」クラファンで駅舎修繕 会津鉄道芦ノ牧温泉駅でお披露目会 福島県会津若松市
「ねこが働く駅」として全国的に人気を集める福島県会津若松市の会津鉄道芦ノ牧温泉駅はクラウドファンデング(CF)を活用し、駅舎を修繕した。5日、現地でお披露目会が開かれた。 駅は1927(昭和2)年に開業し、老朽化が進んでいた。コロナ禍が明けてインバウンド(訪日客)が増加する中、よりよい環境で利用者を受け入れようとCFの実施を決めた。 CFは250万円を目標とし、366万円が集まった。支援金を活用し、駅待合室に新しい椅子を設置したり、駅舎の外壁を塗り替えたりした。出入り口のドアも取り換え、ネコのシルエットをあしらった。 お披露目会では会津鉄道の佐藤喜市常務、小林美智子駅長があいさつした。3代目名誉駅長のネコ「さくら」も登場し、全国から駆け付けたファンや利用者をもてなした。