カンボジア、海と首都結ぶ計画 運河で、中国が支援
【プノンペン共同】カンボジアの首都プノンペンを流れるメコン川とタイ湾を結ぶ「フナン・テチョ運河」の建設計画が進んでいる。整備費は巨大経済圏構想「一帯一路」を提唱する中国が支援する予定で、総額は推定約17億ドル(約2600億円)。中国はカンボジアで高速道路など主要インフラ整備に相次いで投資しており、カンボジアの中国傾斜はさらに鮮明になりそうだ。 8月の着工で、手がけるのは中国企業の見通し。整備費の負担割合を巡っては、中国・カンボジア間で折衝が続いている。中国側の投資分は運河の営業利益で回収する。