菅野智之は「興味深い補強」 オリオールズ地元メディアは獲得をどう報じた?「救援の可能性も…」
ボルティモアの地元メディアが注目
巨人から海外フリーエージェント(FA)権を行使して米大リーグ移籍を目指している菅野智之投手がオリオールズと契約に合意した。球団公式SNSが16日(日本時間17日)、「菅野 智之投手、オリオールズへようこそ!」と日本語で投稿し、正式発表。米報道によると1年1300万ドル(約20億円)の契約だという。米地元紙は「先発ローテの魅力的な候補になる」「興味深い補強」など獲得の意味を記した。 【画像】「意外だった」 菅野の契約合意を祝したオリオールズの日本語投稿 オリオールズ公式Xは16日、「菅野 智之投手、オリオールズへようこそ!」と日本語で投稿。英語でも「Welcome to the O’s, Tomoyuki!」と記し、契約を発表した。メリーランド州地元メディア「ボルティモア・バナー」は「オリオールズが日本のベテラン投手、トモユキ・スガノと1年契約」と詳報。1年1300万ドルの契約であるという関係者談を伝えた。 記事は「オリオールズは投手の補強を模索する中で、日本のプロ野球で最も熟練した投手の一人に関心を向けた」と言及。「スガノは先発ローテーションの魅力的な候補となる」としつつ、「ロングリリーフの役割に収まる可能性もある」としている。オリオールズは今季防御率2.92で15勝(9敗)を挙げたエースのコービン・バーンズがFAに。先発投手の補強が1つの課題となっていた。 「オリオールズは今オフに先発投手の補強を模索しており、バーンズを連れ戻すか、市場に出る先発投手の1人をトレードで獲得するかの取引を続ける可能性がある」とさらなる補強の可能性を指摘。「しかし、スガノは制球力と打たせて取る傾向から見て、興味深い補強である」と期待を示した。
THE ANSWER編集部