滋賀学園・脇本が開幕戦の反省点を生かし完封勝利、7番・作田が先制打を含む猛打賞【24年・夏甲子園】
<第106回全国高校野球選手権大会:滋賀学園5ー0花巻東>◇13日◇2回戦◇甲子園 【トーナメント表】夏の甲子園 大会7日目までの結果一覧 滋賀学園(滋賀)が、昨夏8強の花巻東(岩手)を下して、夏甲子園初勝利からの2勝目をマーク。開幕戦に続き、2勝目も今大会一番乗りを果たし、3回戦に進出した。 立役者は先発の脇本 耀士投手(3年)だった。走者を背負いながら、要所を抑えて6安打完封。最後までスコアボードに0を並べた。初戦の開幕戦(有田工戦)では、先発するも4回途中4失点(自責1)で降板。その悔しさを晴らす好投でチームに勝利をもたらした。 脇本は「前回反省点となった変化球のコントロールに気をつけて投げることができた。まだ制球に甘いところがあるので、次回もファーストストライクを先行できるようにしていきたい」と好投にも反省点は忘れなかった。 打線は2回に3連打で1点を先制。その後も連続適時打で2点を追加し、この回3点を先制した。5回にも4安打を集中し2点を追加。終わってみればチームで14安打と相手の花巻東を寄せ付けない攻撃を見せた。 2回の先制打を放った7番・作田 健太外野手(3年)は3安打2打点の活躍。開幕戦は無安打だったが、汚名を返上する猛打賞の活躍だった。 3回戦はベスト8をかけて、霞ヶ浦(茨城)と対戦する。