最年少ヨット世界一周で心境語る 「ゴールの安心感うれしさ強く」
ヨットによる単独無寄港・無補給の世界一周を達成し、日本人最年少記録を約30年ぶりに更新した兵庫県西宮市の会社員木村啓嗣さん(24)が、到着から一夜明けた9日、記者会見した。徐々に記録達成の実感が湧き「ゴールした安心感や、うれしさが強くなった」と心境を語った。 今回は2度目の挑戦で、木村さんは西宮市内で開いた会見で「再出航というイメージで臨んだ。挑戦を自分のものだけにせず、チャレンジする人に協力し、味方であり続けたい」と今後の目標を語った。 帰港セレモニーでは、海洋冒険家の堀江謙一さん(85)が「世界最年長の無寄港世界一周を目標に頑張ってほしい」とエールを送った。