半兄は朝日杯FS覇者のサリオス サリーチェがルメール騎手でデビューV狙う
名牝系から大物候補がデビューだ。サリオスやサラキアの半妹となるサリーチェ(牝2、栗東・池添学厩舎)が、日曜新潟2Rの2歳新馬(牝・芝1600m)で初陣を迎える。 【写真】サリオスこれまでの軌跡 サリーチェは父ドゥラメンテ、母サロミナ、母の父Lomitasの血統。母は12年の独オークスの覇者。半兄のサリオスは19年の朝日杯FSなど重賞を4勝。半姉のサラキアは20年の府中牝馬Sを制し、エリザベス女王杯と有馬記念で2着だった。さらには同じく半姉のサリエラやサフィラも重賞戦線で活躍している。母系はドイツの名牝系で、近親には21年のNHKマイルCを制したシュネルマイスターの名前もある。 ここまで坂路とCWを併用して乗り込まれてきた。最終追いは坂路で流した程度だったが、長距離輸送を控えているので問題ないだろう。鞍上はルメール騎手。来春が楽しみになるようなデビュー勝ちを期待したい。