日向坂46 高本彩花「あふれるくらいの大きな幸せを今、いただいています」 卒業セレモニーに日向坂46全メンバーが駆けつける ~日向坂46から生まれた「ひなた坂46」が初ライブ!
高本が手紙を読み終えると、今日のライブには出ていないメンバーも含めて、一期生がステージに上がった。佐々木美玲は、このパシフィコでけやき坂46のツアー初日を行った際、まだ音源が発売されていない楽曲をパフォーマンスし、会場にマイクを向けたところ、ファンが鼻歌で歌ってくれた思い出を振り返った。
高本と初期の頃から仲が良かった東村芽依は、「今日は泣かない」と宣言し、涙をこらえながら、高本とのユニット「あゃめぃちゃん」でユニット曲「夢は何歳まで?」を歌えたことを「宝物だなって思います」と語った。
そして一期生みんなで、けやき坂46時代の名曲「おいで夏の境界線」を歌唱。
さらに、二期生の小坂菜緒もステージに上がり、「Footsteps」をパフォーマンス。さらに、ステージに28人の日向坂46全メンバーが集結。「みーんなでやったら絶対楽しいだろうなって曲」と高本が語る「永遠の白線」を披露し、ラストは高本オリジナルの「あやちぇりポーズ」を全員で決めた。この曲を選んだ理由について、高本は「もともと大切にしていた「永遠の白線」って楽曲を、私の力を使って全員でやりたいって思って」と言って会場を和ませた。
そして最後に歌ったのは日向坂46の代表曲「JOYFUL LOVE」。ファンのサイリウムで作られた「虹」に包まれながら、メンバー全員から花を受け取り、高本はステージを後にした。その背中を見送ってから、ひなた坂46を代表して髙橋未来虹が「あやねぇさんが大切に思ってくれたこのひなた坂46という場所を、私達も大切に守っていきたいと思います」と語った。さらにこの日は予定にないダブルアンコールが起こり、一度ステージを後にしたひなた坂46メンバーが再び登場。アンコール用のTシャツ姿のまま、「錆つかない剣を持て!」をパフォーマンスした。 グループにとって初の選抜制導入をきっかけに結成された、ひなた坂46。メンバーは表題曲の選抜から洩れた者だが、森本の「やってやる!」という意気込みや、髙橋の「このひなた坂46という場所を、私達も大切に守っていきたいと思います」という思いで分かるように、むしろ彼女たちのモチベーションはかつてなく高まっている。今回のライブで彼女たちひとりひとりの個性が伝わるとともに、表題曲選抜メンバーもいい刺激を受けたなら、選抜制導入は大成功と言えるだろう。8月27~29日には、四期生による日本武道館3days公演、そして9月7日、8日には、宮崎県のサンマリンスタジアム宮崎を会場とした大規模イベント「ひなたフェス2024」の開催が予定されている。今後の活動は、きっとひなた坂46がもたらした変化を感じられる場になるだろう。 11th Single ひなた坂46 LIVE 会場:パシフィコ横浜 国立大ホール DAY1:2024年7月3日 18:30開演 DAY2:2024年7月4日 18:30開演 <DAY2セットリスト> M1 ってか M2 One choice M3 You’re in my way M4 青春ポップコーン M5 世界にはThank you!が溢れている M6 どうする?どうする?どうする? M7 ゴーフルと君 M8 夏色のミュール M9 割れないシャボン玉 M10 一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない M11 男友達だから M12 わずかな光 M13 My fans M14 Dash&Rush M15 愛はこっちのものだ M16 恋した魚は空を飛ぶ M17 錆つかない剣を持て! EN1 おいで夏の境界線 EN2 Footsteps EN3 永遠の白線 EN4 JOYFUL LOVE