完全ワイヤレスイヤホン、売れ筋に新たなトレンド - 古田雄介の家電トレンド通信
■第2位:充電ケースで音質がカスタムできる「Tour Pro 3」 続く2位に入ったのは、JBLのカナル型イヤホン「Tour Pro 3」です。アクティブノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能を備えており、取材時の価格は38,610円でした。 実機を眺めると、充電ケースにタッチパネル液晶が組み込まれているところが目を引きます。「前モデルからの装備で、ケースのディスプレイでいろいろな設定をするといったトレンドを生んだシリーズといえますね」 ただ、モデルの人気を支えているのは音質ともいいます。「老舗オーディオブランドの名に恥じない音質で、そこに惚れて選ぶ人が多い印象です。やはり3万円を超える高級クラスになってくると、そこを重視する人が増える感触はありますね」
■第3位:じわじわ人気のイヤーカフ型「Ultra Open Earbuds」 3位は、Boseの「Ultra Open Earbuds」。外耳に挟んで固定するイヤーカフ型のイヤホンで、片耳使用も可能です。取材時の価格は35,640円でした。 「イヤーカフ型は耳をふさがないので、音楽も周囲から流れてくるような自然な感じに近く、好む人がじわじわ増えています。見た目も大型のカナル型より重くならず、ファッションになじませやすいという利点もありますからね。そのなかでも、音質でUltra Open Earbudsがよく選ばれています」
■第4位:軽くて外れにくい「OpenFit Air」 4位は、耳を囲うイヤーフックが特徴的なShokzの「OpenFit Air」が入りました。オープンイヤー型の定番人気モデル「OpneFit」をさらに軽量化したモデルで、片耳使用も可能。取材時の価格は17,890円でした。 「OpenFitと音質自体はほぼ変わりませんが、フックの部分がシリコンになっているのがポイントですね。フィットしながらも耳の負担感が抑えられていて疲れにくく、スポーツ向けに買っていく人が多いと感じます」