バイクのカワサキが「チャリ」開発に本腰か パナソニックと協業 電動アシスト自転車の知見活かす
スズキに続きカワサキも? パナの電動アシスト自転車に着目
川崎重工業のバイク部門カワサキモータースは2024年10月29日、パナソニック サイクルテックとモビリティの開発に向けた協業に合意したと発表しました。 【写真】すでにある「カワサキのチャリ」「パナソニックの(?)原付」 両者は「二輪車の設計思想と、電動アシスト自転車の駆動ユニットを組み合わせたモビリティ」を開発するとしています。具体的にはカワサキが車体設計を、パナソニックがそれに最適化した駆動ユニット、リチウムイオンバッテリー、電装部品などの供給を行うということです。 カワサキは2023年、社内公募制度で選定した“前2輪”の自転車タイプのモビリティ「noslisu(ノスリス)」を販売。電動アシストタイプとフル電動タイプの2通りを用意しています。 一方のパナソニックは、スズキと協業し、同社の電動アシスト自転車のバッテリーをそのまま使える原付一種の電動モペッド「e-PO(イーポ)」を開発中です。ともに異分野へ乗り出していた両社が新たに協業することとなります。 カワサキモータースとパナソニック サイクルテックは、「モーターサイクルと電動アシスト自転車のノウハウを持ち寄り、協業することで、将来に向けたモビリティの提案を実現し、より多くのお客さまが心豊かな生活を実感できる社会を目指します」としています。
乗りものニュース編集部