井上尚、来月に防衛戦延期 24日予定も挑戦者負傷―ボクシング
プロボクシングのスーパーバンタム級で世界主要4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が24日に臨む予定だった防衛戦が、来年1月24日に延期となった。 〔写真特集〕「モンスター」井上尚弥 大橋ジムが14日に発表した。挑戦者のサム・グッドマン(オーストラリア)が負傷したためで、当初と同じ東京・有明アリーナで行われる。 大橋ジムによると、連絡してきた相手陣営と協議して決めた。グッドマンは14日の練習で、左目の上に切り傷を負ったと現地で報じられた。 井上尚は4日に報道陣に練習を公開するなど、順調に調整。来年は米国など海外で試合に臨む計画も明かしていた。延期を受けてSNSに「お互い最高の状態で闘おう」と投稿した。 同じ興行で予定されていた世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王者、武居由樹(大橋)の防衛戦なども同じ日程で延期される。販売済みのチケットはそのまま有効で払い戻しにも対応する。