サントリーが4強入り 高橋藍、ムセルスキーらの活躍でSTINGS愛知に快勝…バレーボール天皇杯
◆バレーボール ▽全日本選手権 第3日(14日、Asueアリーナ大阪) 男子準々決勝が行われ、14年ぶりの日本一を目指すサントリーが、22年大会覇者のSTINGS愛知を3(25―22、25―19、25―16)0で破り、4強入りを決めた。 昨年は同時期に行われた世界クラブ選手権に参加していたため、2年ぶりの決勝ラウンドの出場となった。接戦の第1セットを先取して波に乗ると、第2セット以降も高橋藍(らん)や218センチのムセルスキーを中心に攻撃を展開。1セットも落とすことなく、大同生命SVリーグでもライバルとなる難敵を退けた。“背面ショット”で相手のブロックアウトを誘うなど、多彩なプレーで会場を沸かせた高橋は「ここまでいい形で勝てるとは正直、思っていなかった。相手に思い通りさせなかったというのが今日の勝利に繋がったと思うので、非常にいいバレーボールができたのかなと思います」と振り返った。 15日の準決勝は、22日の決勝を懸け、リーグでも上位を争う名古屋と対戦する。「明日も勝たないと意味がないので」と高橋。Vリーグの昨季王者が、2010年大会以来、14年ぶりの日本一に挑む。
報知新聞社