売り切れ続出!ワークマンの“着る断熱材”アウターのあったかさを、2900円ベストで体験してみた
着る断熱材「エックスシェルター」って何?
ワークマンのエックスシェルターシリーズは、「着る断熱材」として新素材を使用しています。特殊な断熱シートと吸光&吸湿発熱わたを組み合わせ、軽く、蒸れにくく、抗菌・防臭効果も高いと説明されています。まさに、家の断熱材が服になったようなイメージですね。 内側には発熱わたが使われているので、暖かさを生み出してくれるのは従来と変わりません。そこに、その暖かさの放出や外気の冷気をブロックしてくれる断熱シートがついたところが、新しいポイントです。 この断熱シートの効果は、第三者検査機関による実験で実証されているそうです。エックスシェルターの服を着てマイナス10℃以下の冷凍庫に入って、出た直後のサーモカメラ画像が公式サイトに載っています。それを見ると、服の表面温度は低くなっても、内部は暖かく保たれていました。
ポケットが充実してるのが嬉しい
また、ポケットが充実しているところも見逃せません。両サイドと左胸にはファスナーポケット、さらに内ポケットもあります。とくに左胸のファスナーポケットは、スマホを入れるのにぴったりで、とても重宝しています。 また、内ポケットには断熱素材が使われているので、温かい飲み物をポケットに入れておくと冷めにくいという効果も期待できます。バッグをもたずに手ぶらで出かけたい人や、荷物を減らしたいアウトドア派におすすめです。
外せないフードとネックの高さが気になる
このベストには、一体型のフードが付いていて、冷気をシャットアウトしてくれます。でも、フードは取り外しできないので、日常使いにはちょっと邪魔に感じることも。 フロントファスナーにはチンガードが付いているので、あごにファスナーが当たる不快感は軽減されています。しかし、ファスナーをすべて閉めると、フードが高めの位置で首に巻き付いて、少し窮屈に感じます。 とはいえ、極寒地で着るのなら、このデザインがしっかり寒さを防いでくれるでしょう。日常遣いではファスナーを少し開けて使うのがよさそうです。