山本化学工業、足の冷えを軽減するヘルスケア新製品 おすすめをアドバイスするセミナーも
素材メーカーの山本化学工業(大阪市)は1日、足の冷えを軽減する靴下など、ヘルスケア関連の新製品3点を発表した。15日から発売する。同社が開発した血流改善効果が実証されている家庭用医療機器と同じ素材を使い、若者から高齢者まで活用できる製品となっている。東京や大阪を中心に年齢や症状に合わせて適した製品をアドバイスするセミナーも開催し、ヘルスケアをサポートする体制を構築する。 足の冷えを軽減する「温足」はふくらはぎに着けるレッグウォーマー型とソックス型の2種類。ウエットスーツの立体縫製技術を活用し、体にフィットする形状になっている。クッションの「シンセンサー ビーコス」は内部に水が入らない特殊な縫製となっており、水洗いが可能となっている。 厚生労働省から家庭用医療機器として42年ぶりに認可を受けた同社の「メディカルシンセンサー」と同じ素材が使われているのが特徴という。 山本富造社長は「ヘルスケア製品を買ったが、あまり使っていないという人は少なくない。新たな製品の展開に合わせてセミナーも開催することで、健康になりたいというニーズを支えていきたい」と話した。