『チ。』第16話、異端解放戦線登場! 新主役の声は島袋美由利&日野聡
2024年10月5日(土)から放送中のTVアニメ『チ。 ―地球の運動について―』第16話のあらすじと場面カットが公開となった。 また本PV第2弾や、ヨルシカの新ED曲も一部公開。島袋美由利、日野聡が3章の主要キャストを演じることが発表され、コメントも到着した。 【関連画像】『チ。 ―地球の運動について―』第16話場面カットその他を見る(画像11点) TVアニメ『チ。 ―地球の運動について―』は、『ビッグスピリッツコミックス』(小学館刊)で連載されていた、魚豊(うおと)の同名漫画が原作。第26回手塚治虫文化賞のマンガ大賞を受賞した注目作だ。 舞台は15世紀のヨーロッパ某国。地球が宇宙の中心でその周りを惑星が動いているとする「天動説」こそがこの世の真理だとされ、その理を覆すようなことを信じたり、研究することが重罪だった時代に、謎めいた学者フベルトの言葉で「地動説」の可能性を知った神童ラファウ。周囲からも天才だと言われ自認もしていた彼に芽生えた抑えがたい強烈な知的好奇心。「いったい何を捧げれば、この世界のすべてが知れる?」と、自らの「知」と「血」、さらには命を懸けて「地」動説の証明に挑むことになるラファウを待ち受ける運命とは――。 第16話はNHK総合で2024年12月28日(土)午後11時45分から放送予定。各話放送終了後にはNetflixでの世界配信、ABEMAでの無料配信が行われる。 <第16話 「行動を開始する」> バデーニ、オクジー、ヨレンタの悲劇から25年──。 教会の主流派幹部の倫理的腐敗は極まり、各地で抵抗勢力が台頭しつつあった。そのうちの一派、過激なことで知られる「異端解放戦線」のシュミットは各地の審問所を襲撃し、異端を解放して回っていた。 ある日、シュミットは組織長の命により聖堂を襲撃、ある書物を奪取する。そこには「地動説」を示唆するような言葉が綴られており──。 今回の場面カットでは16話から登場する、C教の異端審問官のマズルの姿も公開。C教に逆らう異端解放戦線を敵視している彼を入野自由が演じている。 自らの命と引き換えに地動説の証明を未来へと託したラファウの死が衝撃的だった第1章、地動説の証明にたどり着くもバデーニ、オクジ―、ヨレンタが悲劇的な最期を迎え、それが大きな感動を呼び起こした第2章。 今回公開された第2弾の本PVでは、地動説を証明するために信念と命を懸けたラファウ、バデーニ、オクジ―、ヨレンタの名セリフが、新章のメインキャラクターたちに繋がっていく流れに胸を打たれる映像となっている。 「金を稼ぐ」という強い信念を持つドゥラカ(CV:島袋美由利)が地動説に関する本に衝撃を受け、その本を出版することで「既存秩序と対峙し新たな地平を次世代に広げることだ」と話すシュミット(CV:日野聡)。新たな者たちに「受け継がれた信念の炎」。「地球を動かすとしよう」というセリフで締めくくられるPV 映像には、これまで物語を追ってきた人なら誰もが胸を熱くするだろう。 ドゥラカを演じる島袋は「彼女がどういう経緯で地動説を知ることになるのか、異なる信念を持つ人との対話を経てどう変化していくのか。ぜひご注目ください」とコメント。 また日野は「非常に壮大で且つ深いテーマの物語で、歴史を動かす一手に命を賭け奮闘して来た人達の生き様に魅力された方々も多いと思います。私もその1人です」と言葉を寄せている。 さらにヨルシカの新エンディング曲『へび』の一部も公開された。 ヨルシカのn-bunaは「へびをテーマにした曲を書いていた時、ふとチ。との親和性を感じました。聖書では知恵の実を食べる人間と、それを唆したへびの構図が有名ですが、それはシンプルな知への欲求の比喩だと解釈できます」と曲の発想について語っている。 地動説を証明することに自らの信念と命を懸けた者たちの新しい物語が始まる! (C)魚豊/小学館/チ。 ―地球の運動について─製作委員会
アニメージュプラス 編集部