尊富士2度目十両V!2敗目喫するも、千代翔馬敗れて決定
「大相撲秋場所・14日目」(21日、両国国技館) 十両尊富士(伊勢ケ浜)は嘉陽(中村)に寄り倒されて2敗目を喫した。相手の低い踏み込みにもろ差しを許すと、一気に走られて体ごとなぎ倒された。土俵下では思わず唇をかんだ。 【写真】豪快に土俵下へ吹っ飛ぶ尊富士 砂かぶりのお客さんもビックリ 久々の完敗と言える内容。「思った以上に立ち合いができなかった。うまく合わなかった」と反省の弁が口をついた。「また明日。明日の一番、いい相撲をとるだけ」と切り替えを図ると、3敗だった千代翔馬(九重)の取組を見ることなく帰路に。その後、千代翔馬が朝紅龍(高砂)に敗れたため、初場所以来2度目となる尊富士の十両優勝が決まった。