【高校サッカー愛知全力応援】笑え、走れ、明るく前向きに「愛工大名電」を応援したい5つのこと
信長・秀吉・家康、戦国乱世を駆け抜けた三英傑ゆかりの地、愛知県名古屋市。 その名古屋市の千種区に学校を構えるのが、12月28日に開幕する第103回全国高校サッカー選手権大会に愛知県代表として出場する愛工大名電です。 12月29日の1回戦で愛工大名電は島根代表明誠と駒沢陸上競技場で対戦します。今回は、愛知県代表・愛工大名電の応援したい5つのポイントを紹介します。
1. OBには日本を代表する“球界”の偉人たち
前身の「私立名古屋電気学校」は大正元年(1912年)創設。“レーザービーム”で有名な元マリナーズのイチローさん、監督としてソフトバンクを5度の日本一に導いた“優勝請負人”工藤公康さんの母校、愛工大名電。努力の天才を生んだ名門の校訓は「誠実・勤勉」です。 近年では、パリ五輪・卓球日本代表の篠塚大登選手は卒業生。野球はもちろん卓球、バスケ、相撲、など様々な運動部が全国レベルです。
2. コロナ禍を乗り越え再び 5大会ぶり2度目の全国大会出場
野球界にレジェンドOBが揃う名電。サッカー部OBのプロ選手では、タイ2部リーグ・カーンチャナブリーでプレーする佐野渓選手がいるものの、決して多くはありません。練習場は土のグラウンド。「1度の愛知大会優勝では人工芝にしてもらえなかった」と宮口典久監督は冗談交じりに語ります。 98回大会以来、2度目の全国大会出場を決めた愛工大名電。地区大会優勝直後のインタビューで、宮口監督の第一声は「ここまで苦しかった」でした。 前回の全国大会出場は2019年のコロナ禍前。「1回出たのは帳消し。コロナが少しずつ明け始めた22年度から数えて3年目。そのあたりからは思うようなチーム作りができた」と振り返ります。 近年の地区大会は、99回大会1回戦敗退、100回大会2回戦敗退、101回大会と102回大会はいずれも優勝校に敗れてのベスト4。着実にチームを作り上げ、5大会ぶりに掴んだ2度目の全国切符。 創部56年の名電が常勝サッカー部への道のりを再び歩み始めます。