【なぜかハマってしまう】超人気“パンダ顔”のクロノグラフ時計。4万円台までと手頃、マジで遊べるおすすめ4選
“パンダ(Panda)”の愛称で呼ばれるクロノグラフウオッチをご存じだろうか。これにはあまり深い意味はなく、クロノグラフの文字盤に設けられている積算計などのインダイアルがブラックで、それ以外は白っぽいカラーのデザインのことを、目のまわりと鼻が黒いパンダと配色が同じことからこう呼ばれるようになった。 【画像】4モデルのそのほかの写真を見る! これは誰が付けて、いつ頃から使われるようになったのかは正直わからない。ただ、日本だけではなく世界的に使われているというところがおもしろい。ちなみにインダイアルは白でまわりが黒の場合は、逆パンダ(Reverse Panda)と呼ぶ。 もちろん、だからといってパンダを真似したわけではない。かつてクロノグラフは黒地に黒のインダイアルか黒地に白いインダイアルの逆パンダ仕様が多かったが、一説には初めて登場したのはモーターレースが盛んとなった1963年になってから。チェッカーフラッグのイメージから白地に黒のインダイアルのパンダ文字盤が生まれたのではないかと言われる。
そして、このパンダ人気を牽引したのが1960年代から80年代後半まで3世代にわたって生産されたロレックスの手巻きデイトナ(写真)である。 デイトナのようにパンダ文字盤の基本はインダイアルを両眼と鼻にたとえて、3時、6時、9時位置の三つのインダイアルを備えたクロノグラフウオッチに対して主にこの愛称が使われていたが、現在はインダイアルが二つのものも含めて、白っぽい文字盤に黒のインダイアルを備えたクロノグラフウオッチに対して広く使われるようになった。 そして、シンプルにしてコントラストの効いたこのデザインは、視認性もさることながら黒地の逆パンダ仕様よりも洗練された印象が強く、しかも、今日のデイトナの白文字盤人気も手伝って、より支持層を広げていった感じである。そのため、近年は比較的に買いやすい価格帯のクロノグラフの多くも採用している。 そんなわけで、ここでは5万円未満の価格で買えてファッションとしても遊べそうな、おすすめパンダ顔クロノグラフを以下の4モデルピックアップしてみた。 ●シチズンコレクション レコードレーベル ツノクロノ ●アウトライン 2レジスタークロノ ●タイメックス マーリン クォーツ クロノグラフ ●シチズンコレクション レコードレーベル 1984 クロノグラフ 文◎Watch LIFE NEWS編集部