出番が少ない「来客用の寝具」を、キャンプ用「シュラフ&マット」に代えてみた! 自宅6畳間・実践レポ
■キャンプ用は十分な来客用寝具として活用可能!
当初、来客用の布団の処分をかなり躊躇していた筆者であるが、キャンプ用寝具を活用した結果、コンパクトに収納できるため、空いた押し入れを有効利用できている。また、お手入れが簡単なキャンプギアであれば、いつでも清潔な寝具を来客に提供できるメリットもある。 同じ悩みを持つキャンパーがいたら、ぜひキャンプ用寝具を活用していただきたい。
■家でも使えるキャンプ用寝具
以下、筆者が愛用中のキャンプ用寝具である。いずれも来客用寝具としても活躍中。 ●DOD ソトネノキワミS アウトドアマットの中でも寝心地重視の厚み10cmのウレタンで、家でもキャンプでも十分睡眠がとれる。Mサイズは女性が運ぶには大きく重いため、持ち運びには少々不便であるが、この寝心地を考えれば納得だ。 バルブを開くと自動的に膨らむ仕様になっており、更に弾力がほしい場合は、付属の枕をエアポンプ代わりにしてマット内の空気量を調節しよう。筆者は、パンパンにせず、少し余裕をもたせ体が包み込まれるような状態にしている。 価格/2万4370円(税込) カラー/タン サイズ/(約)W80cm×D208cm×H10cm ●Snugpak ベースキャンプ スリープシステム スクエア ライトジップ Snugpakの封筒型シュラフ。アウターレイヤーとインナーレイヤーの2枚に分かれており、温度調節が容易にできる。重ねて使用の場合、快適温度はマイナス12℃と十分な保温性を備えている。ファスナー全開にして掛布団の様に使用すれば、寝袋特有の窮屈さも感じない。 素材は合成繊維の中綿で、ダウン素材のものと比べると重く、コンパクトな収納は期待できないが、十分な暖かさを兼ね備えている点とコスパのよさを考慮するとお勧めのアイテムである。 価格/1万8150円(税込) カラー/デザートタンxオリーブ サイズ/縦220cm×横160cm ●DOD ジミニーシュラフ 通常のダウンシュラフでは暑すぎるけれど、ちょっと寒さ対策が心配な季節にとても重宝している。ダウン素材のためコンパクトに収納できるうえ軽いので、すぐに手の届くところに収納しておき、使用頻度が高い。冬にインナーとしてほかの寝袋と併用可能なことからキャンプでの出番も多い。商品名の通り、地味にいいシュラフとして活躍している。 自宅で使う際は、ファスナー全開でかけ布団として利用している。 価格/9,900円(税込) カラー/ブラウン サイズ/ (約)W200cm×D70cm ●Bears Rock くるむん インナーフリース インナーシュラフとして購入したBears Rockの「くるむん インナーフリース」。ファスナー全開にしてひざ掛けにしたり、来客用ブランケットとして利用できる。伸縮性があり、車中泊の様な狭い空間でも使いやすい。 価格/1,980円(税込) カラー/ダークネイビー、チョコブラウン、ミルクティー、バニラ、ビタミンオレンジ(現在公式オンラインストアでは取り扱いなし) サイズ/ (約)180cm×75cm ※この記事の情報は2024年5月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。 関東在住。スタイルはソロまたは夫婦デュオの女性キャンパー。 プチ贅沢な旅から一転、不便を楽しむキャンプに魅了され、焚き火とお酒を楽しむ。 キャンプの楽しさを知ってから丁寧な暮らしに目覚める。訪れた地域の食材や郷土料理、伝統を好んで楽しむ。
紀元 すず