【写真：田中伸弥】

　サッカー日本代表は現地時間10日、FIFAワールドカップ26アジア3次予選グループC第3節でサウジアラビア代表と対戦した。日本はこの試合で2-0の勝利を収め、グループ首位をキープ。今回のゲームのあと、先制点を挙げた鎌田大地がフラッシュインタビューに応じ、「このスタジアムでプレーするのは難しいこと」とコメントした。 　 【順位表】2026年ワールドカップ（W杯）アジア最終予選 　日本はこれまでサウジアラビアとのアウェイゲームで一度も勝利したことがなかったが、ついに鬼門を突破した。この試合では押し込まれる展開もあったが、14分に鎌田大地がこの試合のファーストゴールを挙げると、81分に小川航基がコーナーキックからヘディングでネットを揺らした。 　鎌田は63分にピッチを退くまで、2シャドーの位置から攻撃を牽引し、ゴール以外にも精度の高いパスでチームに貢献した。試合後、同選手は「上手く押し込めて右に左に（相手守備陣を）振ることができた。前の選手は常に（ゴール前に）入っていけとチームとして言われていて、自分が良いポジションをとれたのが良かった」と自身のゴールを振り返った。 　また、鬼門の厳しさを知る選手として「このスタジアムでプレーするのは難しいこと。気温も高く、ファンも多い。サウジアラビアも良いチームなので厳しい試合になるのは分かってましたが、自分たちには前回の経験もありました。無失点で勝利できたのはチームにとって良かったと思います」と語った。 　そして日本のホームで15日に行われるオーストラリア代表との一戦については、「次はたくさんのサポーターの前でプレーできる。みんなで切磋琢磨して頑張りたいです」と見据えている。