元日本代表FW森本貴幸が現役引退を表明「35歳、プロ生活20年で引退しようと決めていた」現在は指導者の道へ
元日本代表FW森本貴幸(36)が現役引退を表明した。4日に更新されたユーチューブ『XAGiTube』を通じて伝えている。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 現在36歳の森本は東京Vの下部組織出身で、04年に当時Jリーグ史上最年少の15歳10か月6日でトップチームデビュー。06年に当時セリエAのカターニアへ渡り、その後ノバーラ(イタリア1部)、アルナスル(UAE1部)でプレーし、13年8月に帰国した。 日本では千葉、川崎F、福岡を渡り歩き、20年10月に再び海外挑戦。AEPコザニ(ギリシャ3部)、スポルティボ・ルケーニョ(パラグアイ1部)、台中Futuro(台湾1部)に所属し、23年8月にアクラガス(イタリア4部)へ加入していた。 しかし、10年ぶりのイタリアでの公式戦出場は叶わなかった。森本によれば「就労ビザの問題でプレー出来ず、去年の年末に帰国」していた模様。「僕の中では35歳、プロ生活20年で引退しようと決めていた。アクラガスに移籍したタイミングでこれで最後にしようと思っていた」と話し、すでに現役生活にピリオドを打っていたことを伝えた。 引退後については「コーチ、指導者としての勉強をしようと思ってスタートした」と明かし、現在はエスタジオ横浜のスクールコーチ、同ジュニアユースチームのアシスタントコーチを務めているという。 森本は今後の展望について「育成世代を教えたいという気持ちがある」。まずは「今教えている子たちに対して、本当に情熱を持って成長を促してあげたい。もっとサッカーを上手くさせてあげたい」と新たなスタートを切った。