「価格の安さで勝負する」ビジネスを始めた人が後悔する「5つの理由」…誰もトクしない《値下げ競争》から抜け出すには?
「自分の商品はいいものだ」と確信を持つ
理由(4) お客様がすぐに離れる 価格で選んだお客様は、より安い競合が現れるとそちらに流れます。また不思議なことに、安い商品を求めるお客様は、サポートやサービスに対して高い要求をすることが多く、対応コストが増加します。 理由(5) 新しい商品が生み出せなくなる 低価格で商品を提供すると、コスト削減に注力することになり、新しいサービスや商品の開発に時間的・金銭的な余裕がなくなります。 では、どうすれば低価格で勝負せずに済むのかをお伝えします。それは、自分の商品に自信を持つことです。 「自分の商品はいいものだ!」と確信しなければ、商品は売れません。 そして、価格以外で勝負するために、あなたの与える価値を上げること。相手の期待を少し上回る価値を提供することで、顧客に選ばれる理由をつくり出します。 これらを踏まえて、自分らしさを伝えることです。同じような商品だから、価格を比べられるのです。「あなたから買いたい!」と、あなたにお金を払ってくれるお客様に出会いに行きましょう。
吉田 淑恵(AOTENコンサルティング合同会社代表、起業家育成コンサルタント)