害虫イネカメムシの被害実態は? 8.2万粒を手作業で独自調査
今年産も警戒広がる
年が明けて、これから2025年産米の準備が始まる。同害虫に警戒する地域は多い。 鳥取県病害虫防除所はホームページのトップにイネカメムシの情報を集めた特設リンクを掲載している。担当者は「24年も発生が多かった」と振り返り、冬の気温や降雪量にもよるとした上で、「生産者に防除を促し、産地一体となって対策したい」と話す。 同害虫が確認されている最北端の福島県は、42年ぶりに見つかった23年に続き、24年も2年連続で発生した。担当者は「米どころということもあり、現場は警戒している」と話す。 (高内杏奈) 皆さんの地域で、イネカメムシの被害はありましたか。「農家の特報班」のLINEに情報や写真をお寄せください。
日本農業新聞