6年ぶり紅白出場「西野カナ」 令和でも恋愛ソングのカリスマであり続ける理由
大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」で活動再開後初のテレビパフォーマンスを行う歌手の西野カナ(35)。彼女の恋愛ソングが「令和の若者にどう響くのか?」と業界内で注目されているという。 【写真】4度の不倫報道でも絶対に“干されない”紅白出場経験もある女優がこちら NHKは今月13日、西野の6年ぶりとなる「紅白」出場をサプライズ発表。彼女は2010年の初出場から9年連続で出場しており、今回は10回目となる。 08年にメジャーデビューを果たした西野は、10年に楽曲「会いたくて 会いたくて」が大ヒット。等身大の恋愛を歌った「Darling」「トリセツ」「あなたの好きなところ」などが多くの若者に刺さり、作詞も手掛ける西野は「恋愛ソングのカリスマ」と呼ばれたことも記憶に新しい。 しかし、19年1月に「期限を決めずに色々と挑戦したい」などといった声明文とともに無期限活動休止を発表。同2月の横浜アリーナ公演を「またね!」という言葉で締めくくり、活動休止期間へと入った。彼女について、音楽誌の編集者が話す。 「西野さんは活動休止して間もない19年3月に一般男性と結婚したことを発表。お相手は所属事務所の元マネジャーであることが報じられると、世間ではマネジャーがタレントに手を出すことの是非が話題となりました。そして、昨年8月には第1子出産を公表し、ママとなった彼女ですが、今年6月に約5年ぶりの活動再開を報告。ネット上では多くのファンが歓喜し、中には『カナやんのまっすぐな歌詞が令和キッズの乱れた恋愛観を軌道修正してくれそう』『恋愛に消極的な令和の若者に発破を掛けてくれるはず』などと期待する声も見られました」 ■「カナやんのおかげ」感謝コメント相次ぐ 復帰後の西野は、7月に「EYES ON YOU」、8月に「また君に恋をする」というデジタルシングル2曲を連続リリース。9月にはそれらを含む5曲入りのミニアルバムも発売した。 なお、「EYES ON YOU」は西野が自身のSNSで「激重」と解説しているとおり、歌詞には「『愛してる』だけじゃ嫌だ」「もっと強く愛して」といった恋人への要求が繰り返し登場する。