航空自衛隊防府北基地

　航空自衛隊防府北基地（山口県防府市）は16日、後輩隊員にパワハラやセクハラをしたとして、第12飛行教育団整備補給群本部の2等空曹を停職（5カ月）の懲戒処分にしたと発表した。 　同教育団渉外室によると、2等空曹は2021年7月ごろから22年8月ごろまでの間、同じ職場で勤務する複数の後輩隊員に対し、コミュニケーションや指導を口実に、暴言や、胸ぐらをつかむなどの暴行を日常的にしていた。また同時期に後輩隊員2人に、ボディータッチや身体的特徴を揶揄（やゆ）するような発言を繰り返していた。 　隊員から上司に相談があり、調査の結果、複数隊員が被害に遭っていたことが判明した。2等空曹は事実関係を認めているという。