映画初出演の丸山礼が“仕事”をするということ「いろんなものに感受性を揺さぶられながら。でもそれもまた人生」
実は気にもしてしまうし、緊張もしがち
――真珠にはある種、人を惹きつける力があるかと思うのですが、丸山さんはどんな人が魅力的だと思われますか? 自分との約束を守れる人ですかね。私は毎日自分との約束を破っているので、すごいなと思います(笑)。これしよう、あれしようって決めても全然できなかったり、SNSで有益な情報を保存しまくっているのに全部忘れたりとか。 ――よく分かります(笑)。 それで変なジャンクフードの食べ合わせだけ覚えてたりとかするんですよね。「そういうのじゃない!」と思って。だから自分で「こうする」と決めた生き方をしている人は尊敬しますね。 ――魅力的な人になるために何か心がけていらっしゃることってあります? 何もないです。小さい声で喋るとか?(笑)。なんか「えっ? えっ?」て言わせて人を近くに寄せたい。 ――物理的に(笑)。 ですです。 ――魅力的と言えば、桃ちゃんもそうですよね。桃ちゃんが出てくると、ホッとするというか……丸山さんご自身のポジティブなイメージがあります。 いや全然! 結構気にしいですし、緊張しいだし、裏腹だと思いますね。でも何となくやってます。ロケにたくさん行かせてもらうので、そういうところでおいしいご飯をかっさらい、盛れた写真を撮ってインスタに載せて、いいねを獲得して気持ちよくなって寝る! そんな感じで生きてます。 ――日々、ちょっと気持ちが下がってしまうこともあると思うんですが、そんなときはどうされているんですか? そういうときは周りに吐露しまくります。助けて! って。 ――丸山さんはどちらかというと、周りに元気を与えているようなイメージでした。 私もそういう立場でいたいんですけど、なかなか! 「やっぱり人間だなあ」と思うときが多いですね。 いろんなものに感受性を揺さぶられながら、でもそれもまた人生だなと思いながら生きています。逆にそうなったときの人の心に寄り添えますし、そうありたかった、という気持ちはずっとあるので。「こんな日もあるけど、でもまた頑張ろう!」ということをYouTubeでも発信したりしています。 ――確かに、ずっとポジティブな人に励まされても……と思いますよね。 そうですよね!(笑) そんなふうにはなれないし、って思いますよね。いろんなときがあるけれど、こういうふうに考慮しながら作戦を立てながら生きてこ! みたいなタイプなのかな、と思います。