毎日カフェで「Sサイズ」のコーヒーを頼むのと「Lサイズ」のコーヒーを頼むのでは、1ヶ月でどれぐらいお金に差が出る?
集中したいときや一息つきたいときのお供である「コーヒー」を、毎日のように飲んでいる方も多いのではないでしょうか。コーヒーはカフェやコンビニ、ファミレスなどさまざまな場所で購入できますが、飲む量は人により異なるものです。 カフェイン摂取量を気にしてSサイズを選ぶ人もいれば、水分を多く取りたくてLサイズを選ぶ人もいるでしょう。今回は、コーヒーのSサイズとLサイズでどれくらい費用が変わるのかについて解説します。
カフェ・コンビニ・ファミレスにおけるコーヒーの価格を検証
カフェとコンビニ、ファミレスのコーヒーの価格を調査しました。コーヒーを購入する際の参考に、ぜひご活用ください。 ■カフェで飲むコーヒーの価格差を比較 カフェで提供されているコーヒーのサイズ別価格は、表1の通りです。なお、店内飲食かテイクアウトかによって金額が異なる場合があります。
※各カフェチェーンの販売価格を基に筆者作成 カフェのコーヒーにおけるSサイズ相当とLサイズ相当の価格差は、100~120円程度が標準といえます。1杯あたりの価格はカフェにより2倍近く異なりますが、サイズアップの価格には大きな差がないようです。 毎日カフェでSサイズのコーヒーを頼むのと、Lサイズのコーヒーを頼むのでは、1日1杯飲む場合、1ヶ月(30日)でおよそ3000~3600円の差額となる計算です。 ただし、コーヒー1杯あたりの容量はカフェによって異なる可能性があります。なお、一部のカフェでは、2杯目以降のコーヒーを割引価格で購入できるサービスも存在します。 ■コンビニコーヒーの場合 コンビニで提供されているコーヒーのサイズ別価格は、表2の通りです。
※コンビニ各社の販売価格を基に筆者作成 コンビニ各社のコーヒーにおけるSサイズ相当とLサイズ相当の価格差は、約60円~100円でした。1杯あたりの価格はカフェのコーヒーと比較すると、半額程度であることが分かります。 コンビニコーヒーの価格は、Sサイズ相当のみ各社で同じ金額でした。一方で、Lサイズ相当の場合は約180円~220円とおよそ40円の差があります。ただしカフェと同様に、コンビニによってもコーヒー1杯あたりの容量は異なる可能性があるため注意が必要です。 なお、店舗によってはイートインコーナーがなかったり、コンビニの近くに座る場所がなかったりすれば、自宅や職場に持ち帰ったり立ったまま飲まなければならなかったりするでしょう。カフェの半分程度のコストで済むのは大きなメリットですが、店の中でリラックスして飲みたい方には不向きといえるかもしれません。 ■ファミレスのコーヒーの場合 ファミレスの場合は単品ではなくドリンクバー形式のものがほとんどです。ファミレスのドリンクバー価格は、表3の通りです。