iPhone用のSlackウィジェットがやっとできた!便利と感じたのはこれ
便利と感じたのは、「ステータス」ウィジェット
でも、中サイズの「ステータス」ウィジェットについては気に入りました。先ほども言いましたが、私はステータスをそれほど変えません。 でも、このウィジェットを使えば、アプリをまったく開かずにステータスを変更できます。ステータスのオプションをどれかひとつタップすると、あなたのステータスが、そのオプションに自動で設定されます。 するとウィジェットの画面に、あなたの新しいステータスと、いつそれが削除されるのかが反映されます。 予定より早くステータスを削除したい場合は、「Clear Status(ステータスを削除)」の大きなボタンをタップします。 アプリを開かなくても、アプリの設定に変更を加えることができる。たいていのウィジェットは、そうあるべきです。 だからこそ私は、「キャッチアップ」ウィジェットを残念に感じます。通知を消去したり、それに返信したりといったことがホーム画面からできればよかったと思います。 あるいはせめて、通知の内容だけでもホーム画面から確認できれば、このウィジェットは優れものになっていたはずです。 今のところ、「キャッチアップ」ウィジェットが伝えてくれる情報は、Slackアプリの標準的な通知バッジが伝えてくれる情報と大差ありません(ちなみに、これも私はオフにしています)。
ワークライフバランスの境界線が曖昧になるかも
ですが、「ステータス」ウィジェットも、今のままではそこまで便利とはいえません。というのも、3つのステータスオプション(「Focus(集中)」「Taking a break(休憩中)」「Lunch(昼食)」)はカスタマイズできないのです。 設定したいステータスがほかにもある場合は、「What's your status?(あなたのステータスは何ですか?)」をタップします。すると、ご想像のとおり、Slackアプリが起動します。 いずれにしても、正直なところ、Slackのウィジェットがどれだけ優れていようと、私は関心を持てません。 こうしたウィジェットは、私のiPhoneが仕事専用のスマホでないかぎりワークライフバランスの適切な境界線を不明確にし続けているからです。 夕方や休日にiPhoneをチェックして、大量の未読通知を目にしたとしましょう。次に仕事をはじめるときまで、それを無視できる意志の力が、皆さんにはありますか? それとも、オフの時間を犠牲にして通知を処理しますか? 私なら、この中サイズの「ステータス」ウィジェットを、ホーム画面の左端のメニュー「今日の表示」に入れておきます。少なくともそこなら、必要になるまで目につくことはありませんから。
ガリレオ