能登の器と食材で復興後押し 31日から金沢のホテル
地震や豪雨で甚大な被害を受けた能登の復興を応援しようと、金沢ホテル懇話会は、加盟する金沢市内の6ホテルで能登産の食材や伝統工芸の器を使った特別メニューを提供する。ランチ限定で、31日から週替わりで実施する。 「工芸」と「食」を連携させ石川県の文化を発信する県のイベント「クラフード(CRAFT×FOOD)」の一環。能登牛やいしり、珠洲産の塩など、能登の里山里海の幸をふんだんに使用し、各ホテルのシェフが趣向を凝らしたメニューを作る。器には輪島塗や珠洲焼を使用する。 金沢ホテル懇話会の庄田正一会長(金沢ニューグランドホテル社長)は「能登の復興なくして、石川県の観光の復活はない。一刻も早い復興の助けになれば」と話した。 提供するホテルと期間は以下の通り。 ▽10月31日~11月3日 ANAクラウンプラザホテル金沢▽同7~10日 ANAホリデイ・イン金沢スカイ▽同14~17日 金沢東急ホテル▽同21~24日 ホテル日航金沢▽同28日~12月1日 ホテル金沢▽同5~8日 金沢ニューグランドホテル