「最後まで闘う」韓国大統領がTV演説で戒厳令の正当性主張、14日に2度目の弾劾案採決へ
韓国の尹錫悦大統領は12日、国民向けにテレビ演説し、先週の戒厳令宣布について民主主義を守るための合法的な措置だったとして正当性を主張した。野党を「反国家勢力」と非難したほか、北朝鮮が韓国の選挙をハッキングしたとも述べた。 国会では14日に2回目の弾劾訴追案採決が行われる見通し。尹氏は演説で「最後まで闘う」と強調した。 尹錫悦大統領 「国政のまひ状態や混乱を引き起こす勢力や犯罪集団が、国政を乗っ取り、国の将来を脅かすことを何としても阻止しなくては。私は最後まで闘う」 「大統領による非常戒厳の宣布は行政的な措置であり、恩赦や外交権を行使するような司法捜査の対象ではない」