壱岐がセンバツ21世紀枠の九州候補に! 「壱岐から甲子園」九州大会1勝の実力 選手全員が壱岐島出身
日本高野連は13日、来春の第97回センバツ高校野球大会(3月18日開幕・甲子園)に出場する21世紀枠の各地区候補9校を発表した。九州は、玄界灘に浮かぶ壱岐島にある壱岐(長崎)が選出された。来年1月24日に選考委員会が開かれ、21世紀枠2校を含む32の出場校が決まる。組み合わせ抽選会は3月7日に行われる。 壱岐は昨秋の長崎大会で海星に4-6で惜敗したが、堂々の準優勝。創部48年目で初出場となった九州大会では専大熊本玉名との初戦に6-3で勝利し、続くエナジックスポーツ(沖縄)との準々決勝では2-9の7回コールドで敗れたが、確かな実力を見せつけた。 合言葉は「壱岐から甲子園」。選手21名は全員が壱岐島の出身だ。エースの浦上脩吾(2年)ら郷ノ浦中時代に九州選抜大会を制した選手が8人ベンチ入りし、県中体連を制して全中にも出場した勝本中出身の7人もメンバーに並ぶ。さらに1年生世代は壱岐市選抜として2023年の離島甲子園で優勝と、島のオールスターで夢の甲子園まで「あと1歩」に迫った。
報知新聞社