DeNA大田泰示が引退会見「いまはもう悔いや後悔はない」3球団でプロ16年間戦う
DeNAの大田泰示外野手(34)が18日、横浜市内の球団事務所で会見し、今季限りでの現役引退を表明した。巨人、日本ハムと合わせ計3球団でプロ16年間を戦い、「いつかは来ること。いまはもう悔いや後悔はない」と晴れやかな表情だった。 今季は3月のオープン戦で故障し、1軍の出場機会はなし。戦力外通告を受け、現役続行の道を探ったが声はかからなかった。「まだまだ野球をやりたい気持ちはあるが、やれる環境がなければプレーはできない」と決断にいたった。 ポスト松井秀喜と期待され、神奈川・東海大相模高から2009年にドラフト1位で巨人入り。背番号55を継承したが結果を残せず、17年に移籍した日本ハムで才能を開花させた。「重圧もあったが、くすぶっている中でも巨人のコーチには熱心に指導していただいた。3球団のユニホームを着れて野球をできたことは非常に楽しかった」と思いを口にした。