八木勇征さん×池端杏慈さん×中村海人さんインタビュー『矢野くんの普通の日々』【♯美的エンタメ部】
現役高校生・池端さんの青春が「うらやましい!」
――今作は青春ラブコメディーですが、劇中で青春を感じたことや、ご自身の青春時代を振り返るといかがでしたか? 中村:僕は高校時代、クラスメイトと遊びに行くような経験をしてこなかったので、羽柴役で青春追体験できました。とくに夏祭りのシーンの合間で、みんなが屋台のご飯を食べる姿を見て、「これがお祭りだ!」と(笑)。金魚すくいのシーンでは、八木くんが一生懸命金魚をすくっていて、めっちゃ可愛かったです! 八木:ははは(照笑)。僕も学生時代に青春を経験できなかったので、取り戻すためにも必死で楽しい時間を過ごしました。お祭りに行くこともなく、サッカー部の仲間とずっとサッカーをやっていましたね。 中村:サッカーボールが恋人だ? 八木:そうですね(笑)。青春といえば、池端さんは……。 池端:今、高校生なので……。 八木・中村:うらやましい~っ !! 池端:いえいえ(笑)。私はファミレスのシーンと林間学校のシーンで、青春を感じました。とくにバスの中で撮影した時は、クラスのみんなで、トランプなどのいろいろなゲームをしたシーンが一番印象に残っています。 ――八木さんはFANTASTICSで、中村さんはTravis Japanでご活躍でもあり、メンバーのみなさんからの反応はいかがでしょうか。池端さんは女優業が本格始動されましたが、お友達やご家族などまわりのかたからの応援はどのように受け止めていますか? 八木:メンバーみんな映画の公開を楽しみにしてくれていますし、公開前に試写で観てくれたメンバーもいますが、映画館でも「観る」と言ってくれているので、感想が楽しみですね。それこそ映画の主題歌はFANTASTICSの「Yellow Yellow」という楽曲なのですが、プロモーションビデオの撮影の際、メンバー全員が、矢野くんになりきって学ランを着てくれました。僕はそこに矢野くんとして登場していて、すごく面白い仕上がりになっていると思うので、みなさんにも観てほしいです。 中村:僕たちTravis Japanも挿入歌として「Staying with you」を担当させていただいていて、この映画を盛り上げられたらいいなと思っていますし、うちのグループもみんな観てくれるはずなので、感想を待ってみようかなと(微笑)。 そして映画の撮影に入る前には、役のためにいきなり短髪にしたので、メンバーに「どうしたの?」と聞かれて映画のことを話すと、みんながお祝いしてくれたんです。なので、公開を楽しみにしてくれているんだなと嬉しかったですね。 池端:私は家族や親戚に映画のことを話した時に、すごく喜んでくれて、全国上映なので遠く離れた場所に住んでいる親戚も「絶対、観に行くね」と言ってくれました。実は、友達から、完成披露試写会に参加できる抽選に当たったよ、と教えてくれた子がいてびっくりしましたね。 八木:すごい! 中村:なかなかないことだよね? 池端:はい。そうやって友達もみんな喜んでくれて嬉しかったです。父は映画のチケットを10枚以上買ってきてくれて、翌日に母も何枚か買ってきて、さらにその後また父が追加でチケットを買ってきてくれて(照笑)。 八木:かわいいなあ、お父さん。 池端:結局20枚近く買ってきてくれて、本当に映画出演をまわりも応援してくれて、喜んでくれました。